しんどい悪阻、どう過ごす?食事は?生活は?~私の場合①
こんちにわ、ひなみです。
今日から九月。すっかり間が開いてしまいました。
というのも、今回第3子の妊娠がわかり、6月~つわりと仲良くしておりました…。
今回はその体験とともに、つわりの際の過ごし方について考えていきます。
つわりって?~主な悪阻は5種類
おおよそ妊娠5週目から見られる食欲不振や吐き気・嘔吐などの総称として、妊婦さんの半数~以上に見られます。
その症状は様々で、代表的なものとして
●吐きつわり…飲食の有無にかかわらず、吐いてしまう
(口内になにか入った瞬間、吐きだしたくなるほどのむかつき)
●食べつわり…空腹になると吐き気が強まり、常に食べていないと逆に吐いてしまう
(味を感じていないと気持ち悪い!!)
●よだれつわり…よだれがいつも以上に出る 常に口の中にある感じ
(出しても出しても湧いてくる泉のよう…)
●眠りつわり…逆らえないほどの眠気が襲う
(目も開けていられないほど常に眠い、「いつの間にか寝てた…」的な)
●臭いつわり…日常の臭い・香り等に過敏に反応し、吐き気が襲う
(炊き立てごはん、冷蔵庫内、車の芳香剤、洗剤等)
中には全く症状がでないといった神的な妊婦さんもいらっしゃいます。
基本的につわり自体は、妊娠12週~16週胎盤完成と同時期に落ち着きますが、その後妊娠後期に再発(後期つわり)する
方のいるようです。
私の場合~長男・次男編
かくゆう私はといいますと、つわりはひどいです。。
基本”吐きつわり”と”よだれつわり”の混合で、特に吐きつわりは目も当てられないほど。
だいたい妊娠5週目丁度から胸やけから始まり、吐き気が強まると同時に口に入れられるものが減っていきます。
大体1週間で約3キロ減、その後も徐々に減っていき、
最終的にはケトン体(栄養失調・脱水により飢餓状態であることを示す数値)が見られ、入院となるといった流れをとります。
●長男の時…初めての妊娠とつわり。なかなか恵まれなかった妊娠に不安がマックスに。
理解の乏しい上司の元、効果のないC1000タケダを飲んでは吐いてしながらの、業務。
通勤の合間に点滴に通ったものの、ケトン体値+3にて入院、約2週間の点滴加療。
●次男の時…長男の経験を踏まえ、早々に口にできるものを探し始める(結果、皆無に終わる)。
上司にも早い段階で伝え、こっそり引き継ぎ関係の資料をまとめ始める。
点滴通院の甲斐もなく長男同様妊娠7週頃に入院指示、1か月半ほどの点滴加療。
もちろん当時私の職場は「妊娠は病気じゃない」といった暗黙の了解が見られ、仕事をすることよりもその雰囲気がつらかったです。
近年だいぶ見方が変化してきているものの、暗黙の了解的な風潮はいまだ消えていないと私は感じています。
注目の第三子の今回は?!~心身ともに病む日々…
さて、今回ですが例にもれず妊娠5週目よりやってきました。
胸やけ・眠気から始まり、徐々に臭いつわり的なものもみられるように。
食べられるものはほど消え、水さえも飲めなくなりました。
でもそれでも空腹感があり、一口飲んで食べては吐き、しばらくしてまたまた飲み食いして吐く…と1日に何十回も繰り返しました。
時期的に長男の幼稚園も開始されましたが、次男がまだ本調子でなく経過観察として通院回数も多かったので
「できれば入院は避けたい!」「無理でもギリギリまで耐えたい‼」と思っていました。
でも日に日に家事ができなくなり家の中はごちゃごちゃ、食事もまともに作れなくなり、長男次男は1日TV漬け。
長男は日中幼稚園に行っているのでまだしも、それこそ次男はTVは一人遊びのどちらかしかさせてあげることができない上、
私自身何度も”かまってちゃんコール”されることがしんどくて、怒鳴ってしまったり、暴言を言ってしまったり、物に当たったりする
ようなことが増えてきてしまい、つわりよりも精神的に崩れいくほうが本当にしんどかったです。
主人の休みや体調を見ながら毎日のように点滴通院をするものの、脱水・栄養失調が追い付かず、日に日に痩せていく自分。
吐くものもないのに嗚咽のようにトイレにこもる時間も増え、起き上がることもままならくなった頃、
ようやく次男の通院も1か月に1回になり、私の手続き関係も落ち着いたため、入院することになりました。
個人的には入院が決まり、精神的にほっとしました。
家族には申し訳ないですが、吐き気嘔吐はあるものの
”病院にいる・食べなくても点滴がある・何かあってもすぐに対応してくれる”といった
安心感は計り知れないものです。
(母親として失格発言ですが、まずは自分の心身健康あっての家族の幸せだと感じています)
でも家族、特に子供たちには本当に申し訳なかったと思っています。
案の定次男は日が経つにつれてぐずるようになり、本来なら面会で少しでも安心させてあげられるところ、
今回はコロナの影響で未就学児の面会謝絶となっていました。
今はライン電話等でTV通話が可能であるため、まったく顔を合わせることができないわけではないものの、
親としては申し訳ない気持ちでいっぱいだったのも本当。
その反面、自分の体調をコントロールできず、いっぱいいっぱいで寄ってくる子供たちに
心無い言葉をかけてしまっていたことも事実であり、そんな毎日よりかは落ち着くまで
離れる(=入院)になったのはかえって子供たちの心にはよかったのかな…という思いも
感じていました。
まとめ
今回は長男次男、今回の悪阻状況をお伝えしました。
まず言っておきたいことは、
「悪阻は我慢するものでない」
「悪阻はほかの妊婦さんと比べることではない」
「悪阻は助けてもらってなんぼである」
ということ。
身近に助けてくれそうな人はいますか?
ご家族はじめ親類の方が快く言っていただけるのならば、ぜひお願いしてください。
そういった方がいらっしゃらない場合、ご近所、ママ友、地域によっては
産前・産後サポート事業を行っているところもあります。
お仕事をされている方は、特に無理してはいけません。
雇用主は、母性健康管理に対する企業の義務というものが法律で示されています。
「職場に迷惑がかかる…」
「上司にどう思われるか…」
「出世に響くかも…」
色々思うところはあると思いますが、ぜひ社会資源は活用してください。